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ビタミン不足による脚気とは?
白米を食べる習慣が脚気を生んだ
脚気は、ビタミンB1が不足して起こる病気で、体がだるい、食欲がない、足のむくみやしびれなどの症状があらわれます。
日本人がビタミンB1を含む玄米を食べていた頃にはなかったようですが、江戸時代に、富裕層の間で玄米にかわって精米された白米を食べる習慣が広まり、富裕層に脚気患者が増えました。白米を食べる習慣が一般化した明治時代には、脚気で年間1万人から2万人もの死者が出ました。この頃はまだ脚気の原因がビタミンB1不足だとはわかっていなかったので、日露戦争では、陸軍で25万人もの脚気患者がでるなど、多大な被害が生じました。
ビタミンB1の不足が原因
ビタミンという栄養素について研究が進んだ現代では、脚気にかかる人はほとんどみられなくなっています。しかし、脚気の患者が全くいないということではありません。
インスタント食品、アルコールなどに多く含まれる糖質を分解するには、ビタミンB1が必要です。偏った食生活をし、アルコールを大量にとりすぎると、分解にビタミンB1が使われて体内で不足し、脚気を引き起こすことがあります。激しい運動によってもビタミンB1は消費されます。脚気を予防するには、ビタミンB1を多くとることが大切です。ビタミンB1は、玄米、豚肉、うなぎ、枝豆などに含まれています。
